競馬を当てるのは難しい。
競馬歴35年で日々痛感しております。
そこで、ここ最近割と成績がよくはまっている馬券を紹介します。
それは、ワイド馬券です。
ワイド馬券は拡大馬連馬券(正式名称は「拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法」)といい、馬連を拡大したものです。
ワイドは、大勝を求める人ではなく、小勝を求めるひとに向いてます。
大勝を求めると大負けする可能性が高いです。
ワイド馬券のおすすめ理由
ワイドの当たりやすさ
まず、おすすめ理由として言えるのは、その当たりやすさです。
馬券には、下記の種類があります。
①単勝・・・1着馬を当てる
②複勝・・・3着以内に来る馬を当てる(レース頭数が7頭以下の場合、2着以内)
③馬連・・・1、2着馬を順番関係なく当てる
④馬単・・・1、2着馬を順番どおり当てる
⑤ワイド・・1~3着馬の内、2頭を順番関係なく当てる
⑥三連複・・1~3着馬の3頭を順番関係なく当てる
⑦3連単・・1~3着馬の3頭を順番どおり当てる
⑧WIN5・・上記①~⑦は1レースのみ対象で、WIN5は決められた5レースの1着馬
をすべて当てる。
⑧WIN5は対象レースが1レースではないのでここでは除外します。(1番難しい馬券です)
まず、⑥三連複、⑦3連単は1~3着の馬をすべて当てなければ的中しない。
ハードルが高いです。
次に③馬連、④馬単は2頭ですが、1着、2着の馬を当てなければならない。
次に①単勝ですが、1頭だけ当てればいいのですが、勝つ馬をあてなければなりません。
勝つ確率の高い人気馬は確かに簡単そうですが、配当が安く妙味がありません。
では、②複勝は1頭だけで3着以内にきた馬を当てるのだから1番簡単そうに見えます。
しかし、配当が超安い。
そこで⑤ワイドです。
確かに2頭当てなければならないですが、その2頭が1,2着でも的中、1、3着でも、2、3着でも的中です。
当たりやすさは③馬連、④馬単の比ではありません。
確かに③馬連、④馬単に比べれば配当は安いです。
一概には言えませんが、だいたい配当は平均で馬連の1/3ぐらいでしょうか。
しかし、当てなければ始まりません。(②複勝は当てやすさ№1ですが、あまりにも安すぎる)
当てやすさと配当を考えるとワイドでしょう。
ワイドは複数の的中があり得る
また、ワイドは複数の的中があり得ます。
例えば、ワイドでA馬を軸にB馬、C馬に流して買ったとき、A馬-B馬とA馬-C馬の2通りの馬券を買ったことになりますが、A馬が1着、B馬が2着、C馬が3着になればどちらの馬券も的中です。(2通りの馬券が的中)
もちろんA、B、Cの着順が入れ替わっても的中です。
また、ワイドでA馬、B馬、C馬をボックスで買った場合、A馬-B馬とA馬-C馬とB馬-C馬の3通りの馬券を買ったことになりますが、A馬が1着、B馬が2着、C馬が3着になればすべての馬券が的中です。(3通りの馬券が的中)
これもワイド馬券の魅力です。
買っていない馬がきたとしても当たる可能性がある
もう1つワイドのおすすめ理由として、人気馬を買わず、その人気馬が3着以内にきたとしても当たる可能性があることです。
例えば、買ってない人気馬が1着で、あなたが買っている馬が2、3着にきても的中です。
人気馬をはずした買い方もでき、割と思い切った買い方ができます。
ワイドの過去最高配当
ちなみにワイド馬券の過去最高配当は、現時点で2022年12月25日クリスマスに中山競馬7レースで飛び出した16万620円となっています。
100円が16万620円で、もし千円かっていたら・・・。
人気薄同志で決まると万馬券もよくあります。
複勝では、なかなか万馬券は出ません。
私も4千円台のワイドをGETしたこともあります。
ワイド馬券を買う時の注意
ワイドを買うときの注意点として、点数を増やさないこと。
例えば、上位人気馬を軸として、何通りかを買う場合、3点ぐらいに絞ったほうがいいでしょう。
あまり点数を増やして買うと的中してもマイナスになる可能性があるからです。
私も人気馬から買うときは、多くて3点で、だいたい1点買いです。
人気薄から買う時でも多くて6点以内で収めます。
馬連や馬単は1点で的中させるのは難しいですが、ワイドなら確率はグンとあがります。
ワイドのオッズの見方
ワイドのオッズを確認すると「馬番3-6 4.5-7.7」という範囲で表示されています。(複勝も同じです。)
これは馬番3と6が3着以内に来た場合、4.5倍から7.7倍になるという意味です。
なぜ範囲があり確定していないのかというと3着以内に来た別の1頭(馬番3と6以外)の人気で変わるからです。
例えば、馬番3ー6のワイドを買っているとして、そのレースが
1着 10番
2着 3番
3着 6番 とします。
的中していますが、確定オッズは、10番が人気馬のときは、4.5倍に近くなり、10番が人気薄のときは、7.7倍に近くなります。
要するにも1頭の人気次第で確定オッズが変わるということです。
まとめ
1.ワイド馬券は他の馬券より的中させやすい。(複勝除く。複勝は配当が低すぎる。)
2.配当は、馬連などの馬券より低くなる。
3.人気ない馬のワイドでは万馬券もでる。(複勝では万馬券はほぼでない。)
4.ワイドを買うときは、購入点数を増やしすぎない。
5.ワイドのオッズの見方を理解する。
ワイドは、大勝を求める人ではなく、小勝を求めるひとに向いているでしょう。
長く競馬を続けるためには、ワイド馬券はおすすめです。
コメント